アルバイトといえば平日の学校終わりなどに3~5時間程度、休日は7時間程度働いている方が多いでしょう。
中にはもっと働いて稼ぎたいと考えている方もいるでしょう。
しかし、長時間バイトをすることに対して不安に感じる方もいますよね。
「シフトをもっといれて稼ぎたいけどしんどいかな...」
「10時間もバイトをするのはきついかな...」
そこで今回は「バイト10時間はきつい?休憩時間はどれくらいもらえる?」について紹介します。
バイト10時間はきつい!
結論から申し上げますと、10時間バイトをするのは色々な意味できついです。
私も学生の頃、10時間バイトをした経験がありますが、集中力が切れてミスをしたりとてもしんどかった記憶があります。
様々な観点から10時間バイトを厳しいと思いますので詳しく紹介します。
体力的にきつい!
接客業や肉体労働のバイトは、体力を使うのできついです。
立ち仕事の場合は、特に足への負担がかかります。
ずっと立ち続けていると血流が悪くなり、むくみや痛みにつながります。
私も接客業をしていましたが、ずっと歩き回っていたので足がむくみ痛くなりました。
10時間バイトの時は、バイト中に足が痛くなり動くのがしんどかったです。
また、楽なバイトでも10時間もすると暇になる時間が多くきついですよ!
バイトでの暇つぶし方法については別記事で紹介しています。
同じ職場で10時間は精神的にもきつい!
長時間同じ職場で働くと精神的にもきつくなってきます。
実際に私が精神的にきついと感じたのは以下の2つです。
- ミスが増える
- 嫌なお客様に遭遇する確率が高くなる
長時間働いていると集中力が低下してしまいます。
そうなると、必然的にミスが増え、落ち込んでしまいます。
また、10時間もバイトをしていると色んな方と関わります。
嫌なお客様に遭遇する確率も高くなります。
実際に、クレームを言われたり、高圧的な態度を取られることもありました。
その結果、精神的に疲れてしまいます。
これが続くと「辞めたい...」という気持ちにもなってしまいます。
もし10時間バイトをして稼ぎたいと考えているなら掛け持ちして別の仕事をする方がリフレッシュ出来て良いかもしれません。
勉強などに支障が出る可能性も!
10時間バイトをしていると、自分に使える時間が減ります。
食事や入浴、睡眠などの時間を考えると自由時間が大幅に減ります。
10時間バイトで疲れているため多少は休憩もしたいですよね。
そうすると家で勉強する時間が減ります。
また10時間バイトの疲れから授業に集中できなくなることもあるでしょう。
バイトを頑張りすぎると勉強などに支障が出る可能性があるので注意が必要です。
バイト10時間を乗り切る方法は?
10時間バイトがきついとはいえ、稼ぐために頑張ってみたいと思う方もいるでしょう。
そこできつい10時間バイトを乗り切る方法を以下3つ紹介します。
1つではなくバイトを掛け持ちする
バイトを掛け持ちすることにより、10時間バイトのきつさが軽減される可能性があります。
1箇所で10時間も働いていると精神的にきつくなってきます。
しかし、バイトを掛け持ちすることにより気分転換になります。
同じ10時間でも職場が変われば気分も変わり、きつさが軽減される可能性があります。
長時間同じ作業を続けるのが苦手な方は掛け持ちをすることをおすすめします。
バイト内で色々な仕事をやらせもらう
長時間同じ作業をしていると集中力が低下します。
先ほども述べたように集中力が低下するとミスも増えます。
また同じ作業の繰り返しだと時間が経つのが長く感じてしんどくなってきます。
色々な仕事をすることにより気分も変わって、10時間バイトを乗り切ることができるでしょう。
休憩時間を有効につかう
しっかりと休んだり、自分の好きなことをして過ごしましょう。
立ち仕事で足が疲れている場合はストレッチやマッサージが効果的です。
私も休憩時間にストレッチやマッサージをしていました。
するのとしないのとでは後半の足の疲れが全然違うのでおすすめです。
また、仮眠を取ると頭がスッキリします。
目を瞑るだけでもリラックスできます。
その他にも、好きな音楽を聴いたり、好きなものを食べたりすると気分転換になります。
バイト10時間で休憩はどれくらいもらえる?
バイトをしていると休憩がもらえない場合もありますよね。
「10時間もバイトして休憩がもらえなかったらどうしよう」と不安に思う方もいるでしょう。
そこで10時間バイトをしたらどれくらい休憩がもらえるのか紹介します。
バイト10時間で違法な休憩時間は?
10時間働く場合は、60分の休憩が必要です。
休憩時間については、労働基準法第34条に以下のように定められています。
使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
引用元:elaws.e-gov.goより
労働時間に対する最低限必要な休憩時間は以下の表のとおりです。
労働時間 | 休憩時間 |
6時間以下 | 0分 |
6時間以上8時間以内 | 45分 |
8時間以上 | 60分 |
よって、10時間バイトの場合は60分の休憩があれば違法ではありません。
仮に10時間バイトをしているのに60分休憩がもらえない場合は労働基準法を違反しているので注意が必要です。
バイト10時間についてまとめ!
今回は「バイト10時間はきつい?休憩時間はどれくらいもらえる?」について紹介しました。
実際、10時間バイトをするのは体力的にも、精神的にもきついです。
人によっては学業に影響する人もいるでしょう。
しかし、働き方を変えたり、休憩時間を有効に使うことによって乗り切ることもできます。
10時間バイトを頑張りたいと思っている方は、自分に合った乗り切り方を見つけてみてはいかがでしょうか。