大学生の友人同士で集まり、食事やゲームをしながらゆっくり過ごせる「エアビー飲み」。居酒屋より長い時間滞在でき、宿によってはそのまま泊まれることから、気になっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、Airbnbの宿ならどこでも飲み会を開けるわけではありません。予約前に、飲食や複数人での利用が認められているか、ハウスルールや静粛時間を必ず確認する必要があります。
この記事では、大学生がエアビー飲みをするときの費用、持ち物、宿の選び方、トラブルを防ぐポイントをわかりやすく解説します。
この記事で分かること
- エアビー飲みの意味と注意すべきルール
- 1人当たりの費用を計算する方法
- 忘れ物を防ぐ持ち物チェックリスト
- 大学生グループに向いている宿の選び方
- 騒音や人数超過などのトラブル対策
大学生のエアビー飲みとは?

エアビー飲みとは、Airbnb(エアビーアンドビー)で予約した宿泊施設に友人同士で集まり、食事やお酒、ゲームなどを楽しむ過ごし方です。
Airbnbには一軒家やマンション、古民家、貸別荘などさまざまな宿があります。
キッチンやリビングが付いた貸切タイプなら、飲食店とは違ったプライベートな空間で過ごせることが魅力です。
ただし、Airbnbは本来、宿泊先を予約するためのサービスです。
飲み会やパーティー専用のサービスではないため、利用目的が宿のルールに合っているかを確認しなければなりません。
Airbnbならどの宿でも飲み会ができるわけではない
Airbnbでは、自由参加型のパーティーや、過度な騒音・大量のゴミなどで地域に迷惑をかける集まりは認められていません。
また、宿ごとに飲食、来訪者、静粛時間などのハウスルールが設定されています。
「貸切だから自由に騒げる」と考えるのは禁物です。
予約前にリスティングの説明とハウスルールを読み、判断できない場合は、参加人数と予定している過ごし方をホストへ正直に伝えて確認しましょう。
居酒屋やレンタルスペースとの違い
居酒屋やレンタルスペースとの違いをまとめました。
| 場所 | 主な特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| Airbnb | 宿泊できる施設が多い。宿ごとに利用ルールが異なる | 食事を楽しみ、そのまま宿泊したい |
| 居酒屋 | 料理や片付けを任せられる。利用時間が決まっていることが多い | 準備や片付けの負担を減らしたい |
| レンタルスペース | 飲み会やパーティー利用に対応した施設を探しやすい | 宿泊せず、数時間だけ集まりたい |
宿泊しない集まりなら、Airbnbよりも飲食可能なレンタルスペースのほうが目的に合う場合があります。
Airbnbを日帰りで利用したい人は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:エアビーは宿泊なしでも利用可能?日帰りだと値段は安いの?
大学生がエアビー飲みを予約する前の確認事項

エアビー飲みの失敗を防ぐには、料金だけで宿を決めず、次の項目を確認することが重要です。
- 飲食や飲酒が認められているか
- 予約人数以外の訪問者を呼んでもよいか
- チェックイン・チェックアウトの時間
- 夜間の静粛時間と騒音ルール
- ゴミの分別方法と処理方法
- 清掃や原状回復のルール
- 喫煙の可否
- キャンセル条件
予約人数と実際の利用人数を合わせる
「泊まらずに途中で帰る友人なら人数に入れなくてよい」と自己判断してはいけません。
宿泊しない訪問者を含め、室内へ入る人全員の登録を求める宿もあります。
人数が変わった場合は、ホストへ連絡し、予約変更リクエストを送りましょう。人数の追加によって、追加料金が発生することもあります。
関連記事:エアビー人数オーバーはバレる?追加や変更する場合の方法を解説
20歳未満は飲酒しない
大学生でも20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
18歳・19歳は成年ですが、お酒を飲める年齢ではありません。
参加者に20歳未満の人がいる場合は、ソフトドリンクを用意し、飲酒を勧めないようにしましょう。
また、20歳以上であっても一気飲みや飲酒の強要は危険です。
体調が悪くなった人を一人にせず、意識がない、呼吸がおかしいなどの異変がある場合は、ためらわず119番へ連絡してください。
予約者は18歳以上である必要がある
Airbnbでは、18歳未満の人はアカウントの作成や予約ができません。
大学1年生のグループなどで18歳未満の参加者がいる場合は、Airbnbの規約と宿側の条件を事前に確認してください。
参考:Airbnb「Airbnbアカウントを作成できるのはどんな人?」
大学生のエアビー飲みにかかる費用

エアビー飲みの料金は、宿泊料金だけでは決まりません。予約画面に表示される最終的な支払額と、飲食費や交通費を合計して計算します。
費用に含まれる主な項目
- 宿泊料金
- 清掃料金
- Airbnbのサービス料
- 追加人数料金
- 税金
- お酒・ソフトドリンク・食事・おつまみ代
- 宿までの交通費
- 紙皿や消耗品などの購入費
表示上の宿泊料金が安くても、清掃料金や追加人数料金を含めると予算を超える場合があります。必ず予約確定前の総額で比較しましょう。
人数別の費用シミュレーション
以下は、費用の計算方法をイメージするための一例です。実際の料金は地域、曜日、時期、宿、人数によって大きく異なります。
| 参加人数 | 宿の最終支払額 | 飲食・消耗品費 | 1人当たり |
|---|---|---|---|
| 4人 | 24,000円 | 8,000円 | 8,000円 |
| 6人 | 30,000円 | 12,000円 | 7,000円 |
| 10人 | 45,000円 | 20,000円 | 6,500円 |
※上記は相場を示すものではなく、計算例です。交通費は含んでいません。
人数が多ければ必ず安くなるわけではありません。一定人数を超えると追加料金がかかる宿もあるため、候補ごとに最終支払額を確認してください。
1人当たりの計算式
(宿の最終支払額+飲食費+消耗品費)÷参加人数
キャンセル条件も費用の一部として確認する
大学生のグループ旅行では、授業やアルバイト、体調不良などで予定が変わることもあります。キャンセルした場合の返金条件は予約内容によって異なるため、幹事だけでなく参加者全員で共有しておきましょう。
関連記事:エアビーのキャンセル手数料はどれくらい?ペナルティも解説
※Airbnbのキャンセル条件は変更される可能性があります。最終的な返金額や期限は、必ず予約画面に表示される最新のキャンセルポリシーで確認してください。
大学生のエアビー飲みに必要な持ち物

Airbnbは宿によって設備やアメニティが異なります。持ち物を決める前に、リスティングの「提供されるアメニティ・設備」を確認してください。
必ず持っていきたいもの
- スマートフォン
- 充電器・モバイルバッテリー
- 本人確認に使える身分証明書
- 着替え・パジャマ
- 歯ブラシなどの洗面用品
- 必要な薬
- 飲み物・食べ物
- 参加費の精算手段
チェックイン方法がスマートロックやキーボックスの場合、スマートフォンで案内を確認します。充電切れを防ぐため、モバイルバッテリーがあると安心です。
宿の設備を確認して用意するもの
- タオル
- シャンプー・コンディショナー
- ドライヤー
- 紙皿・紙コップ・割り箸
- ラップ・キッチンペーパー
- 調味料
- ゴミ袋
- 延長コード
ゴミ袋を持参するか、ゴミを持ち帰るかは宿のルールによって異なります。「民泊だからゴミはすべて持ち帰る」とは限らないため、分別方法と処理場所を確認しましょう。
あると便利なもの
- カードゲームやボードゲーム
- ウェットティッシュ
- 常温の水やスポーツドリンク
- 消臭用品
- 簡単な救急用品
- Bluetoothスピーカー(使用が認められている場合のみ)
ゲーム機やスピーカーを持ち込む場合は、テレビの接続端子や騒音ルールも確認してください。夜間は音量を下げ、窓を開けたまま大声で話さないなど、近隣への配慮が必要です。
エアビー飲みに向いている宿の選び方

エアビー飲みに向いている宿について紹介します。
貸切タイプを選ぶ
友人同士で集まるなら、個室やシェアルームよりも「まるまる貸切」の宿が選択肢になります。
ただし、貸切タイプでも同じ建物や近隣に住民がいることがあります。貸切だから騒いでよいわけではありません。
飲食とキッチン利用の可否を確認する
料理をする予定なら、コンロ、電子レンジ、冷蔵庫、調理器具、食器の有無と数を確認します。
調理可能でも、においの強い料理や煙が多く出る料理を禁止している場合があります。
定員だけでなく寝具の数も見る
最大宿泊人数とベッド数は同じとは限りません。
ソファベッドや布団を使う宿もあるため、「10人まで泊まれるから10人分のベッドがある」と思い込まず、ベッドと布団の内訳を確認しましょう。
駅やコンビニからの距離を確認する
飲み物や食べ物は想像以上に重くなります。
最寄り駅やスーパー、コンビニから近い宿なら、買い忘れがあっても対応しやすいでしょう。
夜間の住宅街で大人数が移動する場合は、屋外でも騒がないよう注意が必要です。
口コミで清潔さや騒音ルールを確認する
写真だけで決めず、最近の口コミも確認してください。
清潔さ、ホストの返信速度、チェックインのわかりやすさ、周辺環境などは、実際に利用した人の口コミが参考になります。
大学生がエアビー飲みをするメリット

大学生が飲むでエアビー利用するメリットは費用が安くすむことですが、実は他にもメリットは沢山あります。
好きな食べ物を持ち込める
飲食が認められている宿なら、スーパーやテイクアウトを利用して、参加者の好みに合わせた食事を用意できます。
ソフトドリンクも自由に選べるため、お酒を飲まない人も参加しやすいでしょう。
宿泊を含めてゆっくり過ごせる
宿泊を前提に予約すれば、飲食店のような短い時間制限を気にせず過ごせます。
ただし、チェックイン・チェックアウト時刻や夜間の静粛時間は守らなければなりません。
参加人数によっては割り勘しやすい
宿泊費と飲食費を事前に計算しておけば、参加費を決めやすいこともメリットです。
幹事が立て替える場合は、予約前に概算額とキャンセル時の負担を共有しておきましょう。
高額な予約では、カード会社の不正利用検知などにより決済できない場合もあります。支払いで困った場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:エアビーで楽天カードが使えない?理由と解決方法を解説
大学生がエアビー飲みをするデメリット

メリットは沢山ありますが、デメリットも多少あります。
デメリットもしっかりと確認しておきましょう。
準備と片付けが必要
買い出し、料理、食器洗い、ゴミの分別などを自分たちで行う必要があります。
チェックアウト直前に慌てないよう、買い出し係、会計係、片付け係などを決めておくとスムーズです。
総額が安いとは限らない
少人数の場合や週末・繁忙期は、居酒屋とホテルを別々に利用するより高くなることもあります。
宿泊料金だけで判断せず、清掃料金やサービス料を含めて比較しましょう。
幹事の責任が大きい
予約者は、参加人数やハウスルールを管理し、ホストとの連絡にも対応します。
設備の破損や騒音問題が起きると、幹事だけでは解決できないこともあるため、参加者全員にルールを共有しておくことが重要です。
エアビー飲みで起こりやすいトラブルと対策

エアビー飲みでよくあるトラブルについて紹介します。
楽しい飲み会ですのでトラブルが無いように予め確認しておきましょう!
騒音で近隣から苦情が入る
室内では普通の音量に感じても、夜間の話し声や足音が隣室や階下へ響くことがあります。
窓を閉める、スピーカーを使わない、静粛時間を守るなどの対策を取りましょう。
予約人数を超えてしまう
当日に参加者が増えた場合も、黙って入室させてはいけません。
まずホストへ連絡し、Airbnb上で人数変更の手続きを行います。承認されない場合は、追加参加を見送りましょう。
設備や備品を壊してしまう
破損や汚損が起きたら隠さず、写真を撮ってホストへ連絡してください。
飲み物をこぼしやすい場所から家電を離すなど、事前の対策も大切です。
参加費を回収できない
幹事が全額を立て替えたあと、欠席者から代金を回収できないことがあります。
予約前に参加意思を確認し、可能であれば参加費を先に集めておきましょう。キャンセル時の負担についても、事前に決めておくとトラブルを防げます。
飲みすぎや飲酒の強要が起きる
飲酒量を競うゲームや一気飲みは避け、水やソフトドリンクも用意しましょう。
酔った人を一人にしたり、無理に飲ませたりしてはいけません。飲酒後は車、自転車、電動キックボードなどを運転しないでください。
エアビー飲みに関するよくある質問

エアビーで飲み会をする場合のよくある質問を紹介します。
大学生だけでもAirbnbを予約できますか?
予約者が18歳以上で、Airbnbと宿の利用条件を満たしていれば予約できます。
ただし、宿によって追加の条件が設定されている場合があるため、予約前にリスティングを確認してください。
宿泊しない友人を部屋に呼んでもよいですか?
宿によってルールが異なります。
宿泊しない人でもゲスト人数に含める必要がある場合があるため、事前にホストへ確認してください。無断で人を呼ぶことは避けましょう。
Airbnbは日帰りでも利用できますか?
通常は宿泊予約として料金を支払うため、早めに退出しても自動的に安くなるわけではありません。
宿泊なしでの利用が認められるかは宿によって異なるため、予約前の確認が必要です。
ゴミはすべて持ち帰る必要がありますか?
ゴミの処理方法は宿ごとに異なります。
指定場所へ分別して捨てる宿もあれば、持ち帰りを求める宿もあります。ハウスルールや室内の案内に従ってください。
飲み会で使える宿はどうやって探しますか?
人数、貸切タイプ、キッチンなどの条件で絞り込み、説明文とハウスルールを確認します。
「パーティー禁止」と記載された宿は候補から外しましょう。飲食や友人同士の集まりが可能か不明な場合は、予約前にホストへ問い合わせてください。
大学生のエアビー飲みについてまとめ
エアビー飲みは、友人同士で食事やゲームを楽しみ、そのまま泊まれることが魅力です。一方で、Airbnbならどこでも飲み会ができるわけではありません。
予約前には、次の5点を必ず確認しましょう。
- 飲食や複数人での利用が認められているか
- 予約人数と実際の利用人数が合っているか
- 静粛時間やゴミ処理などのハウスルール
- 清掃料金などを含めた最終支払額
- キャンセルした場合の返金条件
「貸切だから騒いでも大丈夫」と考えず、ホストや近隣住民へ配慮することが大切です。参加者全員でルールと費用を共有し、安全に楽しんでください。